先日の予告通り久々にINFI店長バイクレポート！
コンフォートフレームにレースシーンで培われた軽量で高性能を得意とするcervéloの専門技術が融合
カテゴリ：ROAD
ブランド：cervélo
フレーム：C3
コンポ：SRAM Force eTap AXS
ホイール：cannondale HollowGram 22 Carbon
ハンドル：FSA SL-K
ステム：FSA SL-K
ウェイト：8.3kg(ペダル/付属パーツ含む)
フレームは2017モデルとやや旧型になりますがグラベルロードの先駆けとしてリリースしたモデルなのでフラットマウントブレーキや幅広タイヤに対応したフレーム・フォークなど現行モデルと遜色ない仕様です。
【組立経緯】
現状エアロロードのSystemsixでは上りの困難さを痛感していたのでヒルクライム＆ショートライド用に一台組もうとしていました。
計画当初は以前乗っていたシクロクロス[RIDLEY X-Fire]を再度組もうと思いコンポを手配しようと思ったら思いがけずSRAM Force eTapをGet!ですが規格が合わないパーツが多く各パーツを買い換えるよりフレームを変えたほうが楽だし安上がりだと判断し、これまたタイミングよく旧モデルで格安だったcervelo C3をGET!3年ぶり(R3以来)にサーベロ回帰となりました。
■ ドライブ
メインコンポはSRAMのミドルグレードForce(フォース)電動コンポeTap AXSをインストール。クランクはパワーモニターにFSA POWERBOXをチョイス。
■ ホイール
キャノンデールのグラベルロードに採用されている[ホログラム22mm]をインストールしました。
早速シェイクダウンしてきましたがかなり良いです♪サイズ感も初乗りでここまでしっくり来たフレームは初めてかも。(以前サーベロに乗っていたので全くの初めてではありませんが)Systemsixとメインロードをどちらにするか迷うぐらいの仕上がりです！詳細はインプレにて
■ インプレ
簡単に各セクションごとにインプレしてみます。
※一部エアロロード[cannondale Systemsix Hi-Mod]との比較あり
【フレーム】
■ cervelo C3
・しなやかなのにグイグイ登る！
コンフォート向けフレームなので全体的にしなやかな仕上がりですが
悪路にも対応できるよう剛性も高めているため上りもそつなくグイグイ登ります。
ダウンヒルも振動吸収は良いが安定感含め総合的にはsystemsixに軍配かな。
【コンポーネント】
■ SRAM Force e-tap AXS
・とにかくスムースネス＆サイレンス
過去campagnolo、シマノと電動コンポを使ってきましたが間違いなく一番滑らかで静かに動きます。
無線ということで反応性に若干不安を覚えていましたが見事に払拭してくれました！
今回は最大ローギア(33T)の出番はありませんでしたが保険ギアがある安心感は違いますね。
強いてあげるなら操作慣れしていないのでシフトミス多発。
右パドル→リアUp/左パドル→リアDown、両パドル→フロントシフトとなれるまで大変そう…
■ FSA POWEBOX ALLOY(クランク型パワーモニター)
・精度、剛性申し分なし
クランク型のパワーモニターとしては破格(￥79,800+税)のツール。
以前使用していたROTORのパワーモニターと比較しても精度にほぼ誤差はなく、アルミ製ということで剛性もある。
唯一はセンサーが片側のみなのでパワーバランスやトルク効率が見れないのが残念ですがチェーンリング付きでこの価格を鑑みると納得の仕上がり。とはいえヒルクライムはトルク効率もみたいのでsystemsixとの入換も検討中。
【追記】
電池の接触不良か時々数値が表示されないことやローバッテリーのアラートが表示されることも。頻繁ではないが若干安定しないかも。
【ホイール】
■ cannondale Hollowgram 22
・装着タイヤ
フロント：MAVIC YKSION PRO UST
リア：continental Granprix 5000 クリンチャー
・軽量かつ高剛性。よく回ります。
正式ラインアップしていないのであまり持ち上げて無い物ねだりされるといけませんがかなり使えます！元々グラベルロードに付属していたので太めのタイヤを装着するように設計されていますが25cもギリいけました。装着タイヤにもよりますがよく転がり、上りでのトルクもよくかかる気がします。申し分ないです。
以上、拙いインプレご拝読いただきありがとうございました。
情報提供：長野 自転車 スポーツサイクル cervélo CYCLE INFINITY