クランク・BB固着 戦記

久しぶりのテックネタです。タイトル通りクランクとBBが固着したバイクとの格闘レポートです。

発端はBB交換の依頼からでした…

某量販店に持ち込んだところ、右側が外れないので断られたとのこと。
(ざっくりした説明だったのでこの段階ではBBが外れないとの認識でした)

少し嫌な予感はしていましたが量販店に断られたなんて言われたらプロショップの血が騒ぎ、俄然やる気に!後々メチャクチャ苦労することになるとも知らずに…


■ クランク初期状態

お客様の説明通り、左側はクランク・BB難なく取り外し完了。
右側に取り掛かるとクランクボルトがびくともしない。ここでクランクボルトの固着ということに気がつく。

アーレンキーのかかりが怪しい…がとりあえず反対側のBBシャフトを万力に固定して思い切り回したらボルトが完全に舐めてしまった。思えばすでに量販店で舐めていたのだろう。

ここからクランクボルトとのタイマン勝負が始まる!


クランクボルトに穴を開けて物理的にボルトを破壊することに。

Fight!!!

■ クランクボルト 推移

細いドリル刃でボルトに貫通穴を開け、徐々に穴を広げていく作戦。
途中でドリル刃が折れてボルトに埋まってしまうトラブルに見舞われるもなんとかリカバリしつつ作業を進める。


■ ドリル刃 殉職

優秀でそこそこ値の張るドリル刃が2本も殉職してしまいました。(-人-)合掌


■ Mission Complete!!!

ボルトを内側から削ることで無事に取り外し完了!犠牲も多く長かった=3


■ BB交換

BBも問題なく外れて無事交換作業も完了しました。


【総括】
ショップを始めてから15年。今回の作業は間違いなくBEST10に入る面倒くささでした。ある意味CANYON(キャニオン)組み立てより大変だったかも。

とりあえず作業完了できてホッとしました。
ちなみに工賃はそれなりに頂きました。

もし固着したボルトがあれば一度ご相談ください。
※状態によってお断りする場合がございます。
※TELやメール等では工賃や作業内容についてはお答えできかねます。

情報提供:長野 自転車 スポーツサイクル テック CYCLE INFINITY

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