Ibexは、HJCが設計したハイエンドヘルメットのひとつです。Ibexはエアロダイナミクスとベンチレーションに特化しています。空気抵抗とベンチレーション効率をバランスさせる為に、ベンチュリー効果が組み込まれています。印象的かつバランスの取れたデザインで、よりエアロダイナミクスに優れた素晴らしい性能を体験することができます。
■ 特徴
・ウィンドトンネルにおけるテスト
・エアロダイナミクスデザイン
・シェル内部の補強構造
・ダブルインモールド製法
・アドバンスドエアチャンネルシステム
・ベンチュリー効果に基づく設計
・ゴーグルマウント
・アジャスタブルフィットシステム
・ベンチレーションホール:16個
・軽量:220g(±10g)※XXS/XSサイズ
・X-static配合
・CE EN 1078規格認証
・JCF公認
■ テクニカルフィーチャー
【超軽量】
HJCヘルメットは、軽量化を実現するべく設計され、精密に開発されています。最適化された厚み、密度、配置および成形、ならびに材料および部品は、すべてが軽量性に優れる構造に寄与しています。
【風洞実験施設】
HJCは、エアロダイナミクス、ベンチレーション、ノイズなどをテストする独自の最先端の風洞施設を備えた数少ないヘルメット会社のひとつです。オートバイレースで培った技術をハイエンドの自転車用ヘルメットに適応させるにあたり、HJCの風洞実験施設では、さまざまな乗車条件での数値を計測しています。
【ベンチュリ―効果】
最大のベンチレーションを成し遂げるために、ベルヌーイの定理の技術的な適応がエアロモデルに適用されています。一般的に、ヘルメット表面の空気の流れる速度は、後頭部に従って速くなります。ヘルメット外部と内部の圧力の差により、ヘルメット前面のインテークから入った冷たい空気がヘルメット後部の排気口から排気され、ライド中の最適なベンチレーションを得ることが出来るのです。
【リフレクティブ】
夕暮れのライドには注意が必要です。したがって、私たちはヘルメットの非常に目立つ場所に反射材を取り付けています。ヘルメットは道路上で高い位置にあるので、反射してドライバーの注意を引きます。
【エアロダイナミクスデザイン】
長年のMotoGPレース用ヘルメットの設計による経験により、HJCのデザイナーやエンジニアはエアロダイナミクスと空力的に優れたヘルメットを作ることが出来ます。ヘルメットの形状をスピードや空気抵抗とうまく調和させる為には、気流の特性に関する長年の理解と知識が必要です。私たちは長年にわたる伝統を持つHJCの製品に、エアロダイナミクス効率の基準を設定しています。
【ヘルメット内部の補強構造】
EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)のヘルメット本体には、衝撃が加わった場合にヘルメットの構造を結合するように設計された骨格フレームが埋め込まれています。骨格フレームは、ヘルメットの形状を保つだけでなく、衝撃に対しての補強も担っています。
【進化したエアチャンネルシステム】
ヘルメット内部の理想的な空気の流れを追求してデザインされています。 ライダーの速度に応じて、ヘルメット前面のインテークより一定量の空気が入り、ヘルメットの内側を通り、ヘルメット内側に沿って後部の排気口を通って出ます。空気がヘルメット内部を通る最適なベンチレーションによって、乗車中に発生した熱から頭部を冷却するのに役立ちます。
【インモールド構造】
インモールド構造とは、構造面の強度をより高めるためにEPSを外側のポリカーボネートシェルと結合する方法です。シェルとEPSを結合させることにより、最小限の補強で保護性能を高めることが可能になり、また、製品の仕上げも綺麗になります。
【X-static】
X-staticは、銀の力を使って細菌の繁殖を抑え、衣類の臭気を排除します。また、X-staticの持続的な性能は、度重なる洗濯をおこなっても衣類のにおいを常にフレッシュに保ちます。