既にプレスリリース済みなのでご存じの方も多いと思いますがシマノ レースエントリーグレード[105]のDi2コンポーネント[R7170シリーズ]が発表されました!
5日出る出ると噂されていましたがついにフルモデルチェンジに伴い12速化、Di2(電動ワイヤレス)仕様としてリリースされました!
まずは気になる価格帯ですが上位ULTRGRA R8170と比較すると…
ULTEGRA R8170 :約¥279,000-
105 R7170 :約¥213,000-
※2022年7月時点での価格です。
価格差 約¥66,000
かなりコストダウンできるのでセカンドバイク等のアップグレードにも検討できる価格だと思います。
【上位モデルと異なるポイント】
既にリリースされている上位2グレード[DURA-ACE(デュラエース)]と[ULTEGRA(アルテグラ)]との違いをピックアップしてみました。
・フードスイッチの有無
STIレバーの先端上部に付いているGARMIN等のGPSサイクルコンピューターの画面操作を可能にしている[フードスイッチ]が105グレードにはありません。
・スプリンタースイッチ非対応
拡張機能である下ハンドルやハンドルトップにボタンを増設するスプリンタースイッチポートがありません。
・有線接続セッティング不可
PCアプリでの有線接続でのセッティングが非対応となっています。が、ほとんどの場合スマホやタブレットでのワイヤレス接続による設定変更やアップデートとなるのでデメリットとしては薄いかも。
・サーボウェーブ非採用
ブレーキパッドの当たり始めがスピーディーになる[サーボウェーブテクノロジー]が採用されていません。が、コンマ1秒以下を争うようなレースでなければほとんど気にならないレベルと言えます。
・対応スプロケットは最小34T・最大36T
リアディレーラーの対応スプロケットはワイドレシオ(34Tor36T)のみで28T・30Tは使用不可となります。
・ハイパーグライド+非対応
荒れた路面でも素早く正確に変速することが出来るスプロケットとチェーン側がテクノロジーに非対応となります。
・リムブレーキ仕様無し
上位デュラエースとアルテグラに存在する[リムブレーキ]対応のラインナップは存在せずディスクブレーキ仕様のみとなります。
上記した上位グレードとの違い、特にデメリット部分ですが上位グレードとの互換性があるため気になるようであれば一部を混在させることも可能です。
例)リムブレーキ仕様で組みたい場合、STIレバーのみデュラエース(ST-R9150)もしくはアルテグラ(ST-R8150)に変更することでコストを抑えて組み上げることが可能となります。
さらに…
105グレードもカーボンホイール化!
しかもクライミング用の軽量モデルとオールラウンド用のエアロモデルの2ラインアップ!
・WH-RS710-C32-TL
リムハイト:32mm
ウェイト:F:665g/R:839g(セット1,504g)
・WH-RS710-C32-TL
リムハイト:46mm
ウェイト:F:719g/R:893g(セット1,612g)
価格:フロント¥60,720/リア¥63,250(C32/C46共通)
すでに注文開始となっており、ショップのフリー在庫として1セット注文済みです。初回注文分の納期は8月下旬ごろの予定です。ご希望の方は初回分にアテンド可能です。(売り切れ次第追加注文分となります。追加注文分に関しては納期未定です)
上位グレード[DURA-ACE][ULTEGRA]についても絶賛販売中ですのでコンポーネントのアップグレードを希望の方はお気軽にご相談下さい。
情報提供:長野 自転車 スポーツサイクル R7170 CYCLE INFINITY